こんばんは、木村千恵子です。
もう9月になってしまいました。月日が経つのは本当に早いですね。
昨年後半から新しい出会いと思いがけない巡り合わせが続きまして、1年前の今頃を考えてみると、今のような状況が起こるとは夢にも思いませんでした。
ましてや、外国人雇用を専門に扱う行政書士事務所にご縁をいただくことになるなんて、夢の中でもかすりもしなかったなりゆきです。
今思えばこれこそまさに、目の前に訪れた「計画された偶発性」理論で説明がつくもので、正直意識していませんでしたが、私はクランボルツ博士が提唱したプランド・ハプンスタンスセオリーの考え方を実践していたのですね。
プランド・ハプンスタンスセオリー
キャリアカウンセラーの養成講座に通っていた頃、色々なキャリア理論を学びました。その中でも私のお気に入りとなった理論が、この「プランド・ハプンスタンスセオリー」でした。このセオリーの考え方は、予期しない出来事をキャリアの機会ととらえることができる時、その出来事を「プランド・ハプンスタンス」と呼ぶというものです。
「偶然の出来事」を「プランド・ハプンスタンス」に変えるための5つのスキル
クランボルツ博士らによれば、単なる「偶然の出来事」を「プランド・ハプンスタンス」、つまりキャリアの機会に変えるためには、以下の5つのスキルが必要ということです。
①好奇心(Curiosity): 新しい学びの機会を模索せよ。
②持続性(Persistence): 失敗に負けずに努力し続けよ。
③柔軟性(Flexibility): 姿勢や状況を変えよ。
④楽観性(Optimism): 新しい機会は必ずやってきて、それを自分のものにすることができると考えよ。
⑤冒険心(Risk-taking): 結果がどうなるか見えない場合でも行動を起こせ。
そして自分の行動を振り返ってみると、この5つのスキルのうち少なくても①、④、⑤については実践できていたようです。このセオリーを思い出したので、今年の残り4か月は②と③にも意識的に取り組み、せっかく恵まれた「予期せぬ出来事」をキャリアの機会とできるよう、キャリアコンサルタントである私自らが実践しなくては!と思います。
キャリア理論には他にも実用的でいてかつ奥が深いものが色々あります。またの機会には、別の理論についてもお伝えしたいと思います。皆様はどんなキャリア理論がお好みでしょうか。。。。?
今夜も働く人と会社のWin-Winな関係を願っています。。。
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