東日本大震災のから9年、新型コロナウィルスの影響で政府主催の追悼式が中止となり、満員電車の通勤も、大量の人が行き交ういつもは当たり前の駅周辺の賑わいも見られなくなり、何カ月も前から開催が予定されていたイベントも中止や延期が相次いでいます。
「ああ、これまでの当たり前の日々は、こんなにも簡単になくなってしまうんだ」ということを強く感じます。
メディアの報道を見るにつけ、色々と思うところはありますが、こんな状況だからこそ、自問自答しています。
毎日当たり前だと思っていたことを見直そうと。。。
時間どおりに電車が来ることも、お店に商品がいつもきれいに陳列されていることも、劇場や競技場で芝居やミュージカルをいつでも好きな時に見られることも、好きなスポーツ観戦を毎日でもできることも、どれも当たり前ではなかったのです。
日本が平和で、公衆衛生の一定レベルを常に保った状態が確保されていたからこそ、いつもそこに実現できていただけだったのです。
オリンピック開催の年になんという試練。。。
でも、みんなが落ち着いてすべきことに集中し、普段通りの生活ができることに感謝しながら、国籍なんて関係なく、お互いに助け合うことを続けていけば、きっと乗り越えられる試練だと私は信じます。
とにかく、いま毎日無事に生活ができていることに感謝。。。
それを直接的にか間接的にかにかかわらず、支えてくれている人たちに感謝。。。
この世に「当たり前」はないことを、これからも忘れずにみんな一緒に進んでいきたいなと思います。