突然ですが、今あなたは副業してますか?
コロナの影響でこの先不安なので、副業として在宅ワークを考える人が明らかに増えていますよね。
経営者も、緊急事態宣言もありこの先雇用を維持できるのかどうかも不安。。。
これまでは規則上認めていなかったとしても、今後は副業を認める方向に進んで行きそうな気配。。
「副業」という言葉は、「主」と「副」という認識がある言葉なのだと思います。
主=メイン、副=サブ、という暗黙の関係があって、「主」であるいわゆる本業を優先すべきであるという考え方です。
考え方としては分かりますよね。
ただ、どちらが「主」で「副」なのかは、これからどんどんに曖昧になっていくと私は考えています。
それは、コロナ禍の新しい社会のあり方の中で、働く人が「本業」と呼ぶ仕事に何を求めるものがだんだん変わってくると予想されるからです。
金銭的な対価を重視する人の場合は、一番報酬を多くもらえる仕事を「本業」と呼ぶかも知れません。
報酬がたとえ少なくても、本来自分が一番やりたい仕事を「本業」と呼ぶ人もいるでしょう。
また、いくつもの仕事を同時にやっていて、どの仕事も「本業」だという人もいます。
では、「副業」は「本業」よりも仕事として価値が低いのでしょうか。
そんな事はありませんよね。
どんな仕事も、それを必要としている人がいるからこそ成り立つわけですし、ある人にとっては「副業」であっても、その同じ仕事を「本業」としている人も当然いるわけです。
私は、労働とそれに対する報酬が伴う仕事を継続的に2つ以上持つ働き方をする場合、「本業と副業」という呼び方から「複業」という表現のほうが自然であり、実態に合う時代が来ているなと感じています。
ちょうどこの1月からCrowdWorksさんの「クラウドワークススタートコース」(https://crowdcollege.crowdworks.jp/coach_application)というプログラムにメンターとして参加させていただいているのですが、実際にクラウドワーカーとして副業を始める方または既に始めている方々の、在宅ワークに対する期待や本気度がひしひしと伝わってきています。
これからの私たちのライフスタイルや働くということに対する価値観のようなものは、コロナ禍に影響をうけて変化していくだろうと思うと、遅かれ早かれ「本業」と「副業」という位置関係はあいまいになり、誰もが「複業はあたりまえ!」という時代が来る予感がしています。
皆さんの周りはどうですか?